33歳女性。仕事と妊活・不妊治療の両立について。【体験ブログ】
私は、現在33歳の女性です。4つ上の主人と結婚して4年目になります。
仕事は二人とも会社員で、職種は営業です。職場結婚をしました。
彼の方が上司で、私は部下という形です。
新卒から今の会社に勤めて10年以上が経ちます。
結婚後はそろそろ妊娠のことも考えていかなくてはならないと、この2年ほど二人で考えていますが、なんといっても仕事が忙しく、十分な時間がとれないことが妊活の妨げになっています。
正直今、仕事がとても面白く、無我夢中で日々取り組んでいます。
営業を通じてたくさんの人脈もでき、それが妊娠によりやがて途切れてしまう日々が来ると思うと、少しさみしい気もしています。
けれど、お互いの両親や、だんだん出産していく友人をみると、やはり今しか妊活できないのだ、という気持ちの波も定期的にやってきます。
夫婦生活はそれなりにありますが、排卵日を狙うタイミング法は、なんとなく合わせているのみで、特に気合いを入れて実行しているわけではありません。
よく、男の人に義務感を与えてしまうからタイミング法はよくないということを聞きますが、女性にも同じことが言えると私は思っています。
女性も、義務感のある夫婦生活なんて、リラックスできません。
最近は友人たちと会っても、卵子凍結の話や、AMHで数値を調べた、などの話で盛り上がることが多くなりました。
私の周りはやはりみんな、ホテルなどのサービス業や、フリーランスで働いていたりして、「妊活したいけど時間がない」と口を合わせています。
昔からの考えでいけば、親世代などは「仕事よりも大切なことがある」と、妊娠を優先すべきだというでしょう。
けれど現代の女性にとって、仕事も自分にとってかけがえのないアイデンティティの一つだと思います。
簡単に自分の道はあきらめられず、かといって妊活をすぱっとあきらめることもまだできず、葛藤しています。
どちらかを選ぶのではなく、両方をうまく両立させる道はないものか。
そればかり考えています。
今少しでもできることは、仕事で追われる日々ながらも、食生活を整えることです。
葉酸もサプリメントで摂るようにしています。
なるべく自炊して、睡眠も少しでも長くとり、週末はリフレッシュしています。
たまに、少しでも妊活「らしい」ことをすることが、まだまだ仕事を続けている自分への言い訳のように感じることもあります。
けれど、そうしている間にも目の前に仕事が積み重なってきて、自分の代わりはいないように見えるし、ひたすら、ただ乗り切るしかない。と感じる毎日です。
妊活をする際は、職場に宣言して、周囲の協力も必要になるのではないかと最近感じています。
少しでも、落ち着く時間を持って、未来を考えていきたいと思います。