陣内貴美子・金石昭人夫婦の不妊・妊活情報!【妊活した有名人】
陣内貴美子さんは、元バドミントン選手で、日本のジャーナリスト・タレントです。
本名は「金石 貴美子」であり、旧姓が「陣内」、熊本県八代市に1964年3月12日に生まれ、現在の熊本中央高等学校である、熊本中央女子高等学校を卒業しています。
そんな陣内貴美子さんは、2000年の自身が36歳のときに、元プロ野球選手の金石昭人さんと結婚されていますが、この夫妻は長期にわたる不妊治療を体験されたという事で、テレビやラジオで不妊治療の特集があったりすると出演されることが多くなっています。
陣内貴美子さんは、サントリーバドミントン部を経て、ヨネックスバドミントン部に所属し、16歳で代表チームに入り、1992年バルセロナオリンピック日本代表として出場しています。
バルセロナオリンピックでは、森久子さんとコンビを組んで、女子ダブルスに出場しましたが、2回戦で敗退しました。
1994年に引退し、第一線を退くと、ヨネックスに所属しながらバドミントンの普及に努め、その一方で、フジテレビ系列の「スポーツWAVE」の土曜日キャスターに就任します。
「スポーツWAVE」は1年で打ち切りとなってしまいましたが、1995年からは、同系列の「プロ野球ニュース」のキャスター・リポーターを引き続き担当しました。
2000年には、前述の通り、元プロ野球選手の金石昭人さんと結婚します。
陣内貴美子さんは、日本テレビ放送網の「NNN Newsリアルタイム」でもスポーツキャスターとして参加していましたが、2010年4月からは、「NNN Newsリアルタイム」の後継番組である「news every.」において、報道キャスターを担当しています。
また、その一方で、2010年4月13日にテレビ朝日系列の「報道ステーション」で特集された田児賢一選手を紹介するために、VTR出演も行っています。
さらに、陣内貴美子さんは、日本バドミントン協会総務本部広報委員会委員も務めており、メディア活動だけではなく、バドミントンの広報・普及活動にも力を入れています。
陣内貴美子さんは、結婚当初は「結婚すると子供はできるものだ」と漠然と思っていたそうです。
ただ、結婚から2年た経っても子宝に恵まれなかったことから、39歳の時から不妊治療を始めたそうです。
排卵日前日・当日に性生活を持って妊娠を目指す方法である、「タイミング法」に最初に取り組みましたが、この方法では妊娠に至らず、また、検査を受けてみると、卵管にねじれがあるということが発覚しました。
そのため、すぐに不妊治療を「体外受精」に切り替え、排卵誘発剤を打ち始めたそうなのですが、この治療を切り替えた時には、年齢は既に42歳になってしまっていました。
陣内貴美子さんは、この「体外受精」について、本当に大変だったと振り返っています。
排卵誘発剤は自分で打つという事も可能なのですが、陣内貴美子さんは、より確実性を高めるために、毎日病院に通っていたそうです。また、その治療費が高額であり、陣内貴美子さんの場合においては、顕微授精で1回約60万円、「体外受精」で1回約50万円の費用がかかったとのことです。
このように、体力面、費用面で苦労する他にも、検査結果に振り回される日々が続いていくと精神的にも段々と辛くなっていきます。
陣内貴美子さんは、その当時の精神状態について、「これだけお金を出したんだから、赤ちゃんが絶対できていてほしいと思ってしまい、一喜一憂がすごい」「自分で自分をすごく追い詰めてしまっている」と精神状態が少しおかしくなっていたと振り返っています。
そんな中、陣内貴美子さんが不妊治療を辞めたのは、45歳の頃でした。
そのきっかけは、段々と追い詰められていく妻を隣で見てきた夫の金石さんの「もうやめよう」という一言だったとのことです。
陣内貴美子さんは「最初のトライで赤ちゃんを授からなくても、次にトライしたら赤ちゃんを授かるかもしれないと思ってしまって、どんどん辞め時がわからなくなってしまっていたが、その辞め時を夫が決めてくれた」と語っています。
女性は30歳をこえると、一般的に自然と妊娠する確率が低下していき、35歳になるとさらに急激に低下するといわれており、子宮筋腫を患う確率や流産する確率も、加齢とともに上昇するとされています。
不妊の原因については、さまざまなものが考えられ、男性側に原因があるというケースもありますが、妊娠を希望する女性の多くは年齢を意識しています。
ただ、このような年齢による「タイムリミット」を認識していながらも、陣内貴美子さんのように、結婚したら子供はできるものと漠然と考えている人もまだまだ多いというのが現状だと思われます。
実際に「妊活」を始めてみないと、妊娠・出産に至るまでがどれほど難しいかというのは、なかなか実感することは難しいのではないでしょうか。
断念したことを公表される方はとても少ないというのが現状
陣内貴美子さんは、
「自分と同じ思いはしてほしくないので、子供が欲しい・欲しくないに関わらず、女性は絶対検査したほうがいい。絶対結婚する前に自分の身体を診てもらっておいた方がいい。」
と語っています。
実は不妊治療を途中で断念される方は非常に多いのですが、断念したことを公表される方はとても少ないというのが現状です。
このように不妊治療を断念されたことを公表した陣内貴美子さん夫妻の行動は、とても意義のあることだったのではないでしょうか。
ぜひこれからも、2人で仲良く幸せに過ごしていってほしいなと思います。