葉酸サプリメントの効果は?口コミと評判【妊活サプリ】
妊娠中のみならず、妊娠を望む段階から摂取するのが望ましい葉酸
「葉酸」は栄養機能食品として厚生労働省に認められており、レバー、葉野菜や豆類などに多く含まれている、水溶性のビタミンB群の一つです。
元々、「葉酸」は特に妊娠中の女性が積極的に摂取したほうが良いとされる栄養素であるとされてきました。
しかし、現在では妊娠中のみならず、妊娠を望む段階から摂取するのが望ましいといわれているようです。
「葉酸」は体の中で細胞が作られるときに必要となる栄養素です。
人間の胎児は、母体の中で細胞分裂を繰り返し、母体のDNA情報を正確に形成する酵素が働くことによって、成長していきます。
「葉酸」はこの酵素の働きを助けるという重要な役割を担っているのです。
また、胎児の脳や脊椎は、妊娠後8週未満に作られるのですが、これらは複雑な臓器のため、この時期の細胞の動きは大変活発となっています。
したがって、妊娠後に母体に葉酸が不足している状態だと、このような胎児の細胞分裂やDNAの形成がスムーズに行われなくなる可能性が出てきてしまいます。
そのため、「葉酸」は妊娠初期の特に胎児の細胞分裂が活発な時期において重要な栄養素といわれています。
妊活中の時期においても「葉酸」は大量に必要となってきます。
妊活中(妊娠前)の時期は、胎児ができる前の受精期間でもあるため、上記の妊娠初期と同様に母体内での細胞分裂が非常に活発な時期となっています。
そのため、妊娠初期の時期と同様に、妊活中の時期においても「葉酸」は大量に必要となってきます。
また、「葉酸」は老化した卵子を若返らせてくれる効果があるので、高齢出産の場合は特に必要な栄養素です。
若々しい、しっかりした卵子を育てることは、そのまま妊娠しやすくなることにつながります。
さらに、「葉酸」には、良質な精子を作る手助けをしてくれる働きがあるので、女性だけではなく、男性も一緒に摂取するほうが、子宝に恵まれる可能性はより高くなります。
そして、妊活中から男性も「葉酸」を摂取することによって、先天性異常や不妊のリスクを下げる効果も期待できます。
「葉酸」を1日当たり0.4mg(400μg)以上摂取することを勧めています。
厚生労働省は妊娠を望んでいる女性に対して、「葉酸」を1日当たり0.4mg(400μg)以上摂取することを勧めています。
大量の「葉酸」を食品のみで摂取するには限界がありますので、サプリメントでの積極的な摂取が便利だと思います。
最近は、ドラッグストアなどでも、手軽に葉酸サプリを手に入れることができますが、天然由来のものではなく石油由来の葉酸サプリも多いです。
石油由来の添加物を含んだサプリメントを長期にわたって摂取すると、赤ちゃんが喘息などのアレルギー体質にってしまうリスクが高まるそうなので、注意しましょう。