「女性の命の門」。子安貝(カウリ)で妊娠祈願!【子宝&妊娠ジンクス】
子安貝(カウリ)のアクセサリーで子宝祈願しよう!
「子安貝」は、古い書物の中でも「女性の命の門」と表現されており、太古の時代から子宝祈願や安産祈願のお守りとして昔から愛用されてきました。
なぜ「女性の命の門」というような表現をされたかということについては、一説では貝殻の口の部分の形が女性器に似ているためとも言われています。
また「子安貝」は、お守りとしての用途以外にも、貨幣や宝としての価値も非常に高かったというように言われています。
その他、「子安貝」の別名としては、タカラガイ、チョコガイやクワズノカイなどとたくさんの呼び名があります。
「子安貝」は日本だけでなく、中国では貝殻やそれを模したものが貨幣として使われてきた
「子安貝」は日本だけでなく、中国では貝殻やそれを模したものが貨幣として使われ、また、漢字の「貝」は「子安貝」から生まれたと言われています。
その他、国内だけでなくインドとの交易にも利用されていたことが確認されています。
さらに、アフリカ諸国でも昔は通貨として使われていたことが確認されており、現在の西アフリカ・ガーナの通貨であるセディ(cedi)は、現地の言葉で「子安貝」を意味しているとのことです。
その他の例では、ネパールでは山岳民族の方々が装飾品やお守りとして使用しており、北アメリカのインディアンの間では、神聖なものとみなし、儀式に使われてたことが確認されています。
装飾品として使用される場合であっても 繁栄、生誕、富などの象徴とされていて、やはりお守りとして身に着ける場合が多くなっているようです。
このように、これほど世界中で愛されている貝もなかなかないのではないかと思います。
まるでカメオのような装飾品とすることもできます。
「子安貝」の貝殻は何層にも重ねられた殻層によって、その種に特有の色彩や斑紋が現れるそうです。
そのため、海岸に打ち上げられてしまって、摩滅したり塩酸で処理された後の貝殻では、下の色層が露出するので、全く別の種に見える場合があるとのことです。
この性質を利用して、「子安貝」の成長の過程を観察したり、様々な深さに殻表を彫ることで色調を変えた、まるでカメオのような装飾品とすることもできます。
「子安貝」の中でも、特に珍しいとされている黄色い「子安貝」を、沖縄では加工して、好運、幸福を意味するお守りとして販売されています。
これは、安産の御守りとして産婦に握らせたり枕もとに置いたりします。
お守りとして「子安貝」を持っているだけで出産への不安を和らげることができる
実際、「子安貝」のアクセサリーを身につけることで安産・子宝祈願が叶ったという人は少なくないようです。
もちろん「子安貝」を身につけることで安産の願いが叶ったり、子宝を授かることができるという科学的な根拠はありません。
しかしお守りとして「子安貝」を持っているだけで出産への不安を和らげることができることはあるのではないでしょうか。
気持ちが前向きになれるということで、全てが良い方向に向かうということはあると思いますので、「子安貝」のお守りを持つことに意味はあると思います。