ジェイミー・キングさんの不妊・妊活情報!【妊活した有名人】
子宮外妊娠、流産後、子宮内膜症と多嚢胞性卵巣症候群だったジェイミー・キングさん
ジェイミー・キングさんは、1979年生まれで、アメリカ合衆国ネブラスカ州出身の女優です。
ジェイミー・キングさんは2013年10月に第1子を出産していますが、不妊に悩んでいて、4年かけてやっと赤ちゃんを授かったことを、米E!Onlineで告白しています。
ジェイミー・キングさんの経歴・芸歴は?
ジェイミー・キングさんは、アメリカ合衆国ネブラスカ州の東端に位置する同州最大の都市であるオマハの出身です。
その地元のモデリング・スクールである「ナンシーバウンズ インターナショナル」における卒業式のファッションショーにおいて、最初にモデルエージェンシーからのオファーがもらえませんでした。
しかし、ジェイミー・キングさんは、その悔しさから再度挑戦し、NYのモデルエージェンシーと14歳の時に契約し、モデルとなりました。
その後、「ヴォーグ」をはじめ、数々のファッション雑誌の表紙を飾るようになり、16歳までにトップ・モデルの地位を確立し、シャネルやクリスチャン・ディオールのショーにも出演しました。
そして、ジェイミー・キングさんは、2000年の「コスモポリタン誌」において、「Face of 2000」に選ばれています。
1999年からは女優として活躍しており、「シン・シティ」、「パールハーバー」といった話題作にも出演しています。
また、「シン・シティ」の続編となる「シン・シティ 復讐の女神」にも出演しました。
2007年に映画監督のカイル・ニューマンさんと結婚し、2013年に第1子の男児を出産
ジェイミー・キングさんは14~19歳まではヘロイン中毒の問題を抱えていましたが、写真家だったボーイフレンドを1997年にヘロイン中毒で亡くしたということがあり、それ以後はドラッグを止めています。
ジェイミー・キングさんは、2007年に映画監督のカイル・ニューマンさんと結婚し、2013年に第1子の男児を出産しています。
また、2015年には第2子の男児を出産しており、この次男にはテイラー・スウィフトさんが代母・後見人となっています。
ジェイミー・キングさんは前述の通り、長い不妊治療の末に第1子を授かりました。
第1子を妊娠する前には、子宮外妊娠を1度、流産を5度経験しており、その後、子宮内膜症と多嚢胞性卵巣症候群の診断を受けています。
子宮内膜症とは、本来は子宮の内側にしか存在しないはずの子宮内膜が、卵巣や腹膜等の子宮以外の場所で増殖や剥離を繰り返してしまう病気です。
子宮内膜が子宮の内側から剥がれ落ちた場合には、月経血として膣から体外に流れ出ていくのですが、子宮以外の場所で増殖した子宮内膜は、腹膣内にとどまってしまうため、痛みや炎症、癒着の原因となってしまいます。
子宮内膜症は、腹膜、卵巣、ダグラス窩という子宮と直腸の間のくぼみに発生しやすいとされています。
子宮内膜症は骨盤内に発生するケースがほとんどですが、ごくまれに、肺等の離れた臓器に発生する場合もあります。
卵巣に発生した子宮内膜症を、卵巣チョコレート嚢胞と呼びますが、これにおいては、稀に悪性化がみられたという報告もあります。
したがって、卵巣チョコレート嚢胞が発見されたら、必ず定期的に検査を受けることが必要となります。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS:polycystic ovarian syndrome)とは、若い女性の排卵障害で多くみられる疾患であり、卵胞が発育するのに時間がかかってしまい、なかなか排卵しない疾患となっています。
PCOSの状態を、超音波検査で卵巣を観察して確認してみると、10mm程度の同じくらいの大きさの卵胞がたくさんできて卵巣の外側に1列に並んでいて、なかなかそれ以上大きくならない様子が確認でき、これをネックレスサインと呼んでいます。
PCOSと診断されても、そのほとんどは軽度なものであるケースが多いので、あまり深刻に捉える必要はないのですが、医療機関できちんと検査を行い、治療していくことが大切となります。
治療をきちんと行い、良い卵を排卵させることが、妊娠するために重要となります。
不妊治療のため、四六時中、肉体的にも精神的にもすごく痛かったとも語っています
ジェイミー・キングさんは、妊娠に向けた必死の努力について、流産を5回経験して、体外受精を5回、子宮膣内授精を26回も受けたと語っています。
その不妊治療のため、四六時中、肉体的にも精神的にもすごく痛かったとも語っています。
ただ、ジェイミー・キングさんはこのような不妊治療で5年間もの間、奮闘を続けた結果、第1子となる男児をついに妊娠します。ジェイミー・キングさんはその時のことを「これまでの人生で最も感動的だった」と語っています。
また、ジェイミー・キングさんは妊娠中は赤ちゃんの健康状態だけを心配しており、自分の妊娠中の体型の変化には気を使わず、ダイエットや運動等は一切しなかったそうです。
やはり、辛い不妊治療を乗り越えての妊娠であったからか、自然と赤ちゃんを第一優先にして過ごすようになっていたのだろうと思います。
前述の通り、ジェイミー・キングさんは2015年に第2子の男児を出産しています。
この時には、第1子のときのような長年の不妊治療といった苦労はしていないようで、幸せいっぱいの家族写真を公開しています。
一人目の時に苦労した分、二人目では順調に妊娠・出産できたのかもしれません。
これからは家族4人で、幸せな家庭を築いていってほしいなと思います。