グレープフルーツの効果・効能【妊活におすすめの食材】
「グレープフルーツ」には、葉酸が多く含まれている
「グレープフルーツ」は、オレンジとブンタンが自然交配されたもので、1750年代に西インド諸島で発見され、木にまるでぶどうのように実ることから、「グレープフルーツ」と呼ばれるようになったそうです。
日本に出回っている「グレープフルーツ」のほとんどは、海外から輸入されたものです。季節ごとにみると、だいたい夏~秋の時期のものは南アフリカ産が多く、冬~秋の時期はアメリカのフロリダ産のものが多くなっています。
日本に出回っている「グレープフルーツ」には大きく分けて、「グレープフルーツルビー」という果皮がオレンジがかっていて、果肉が濃いピンク色であるものと、「グレープフルーツホワイト」という果皮が黄色く果肉が白いものがあります。
「グレープフルーツルビー」の方が、「グレープフルーツホワイト」と比較してβ‐カロチンの含有量が多く、酸味が少ないため、人気が高くなっているようです。
また、近年多く見かけるようになったスウィーティーも「グレープフルーツ」の仲間となっています。
「グレープフルーツ」には、葉酸が多く含まれているので、妊活におすすめの食材となっています。
妊活中に葉酸ふそくになると、著しく妊娠率が低下するため、妊活中の女性にとって葉酸摂取はとても重要です。
また、葉酸が不足している状態で妊娠すると、産まれてくる赤ちゃんの障害発生率が上がってしまうため、厚生労働省が毎日の摂取を推奨しています。
それほどに重要な葉酸摂取ですが、普段の食事から必要量を摂取するのは困難であるため、サプリメントや「グレープフルーツ」のような葉酸が多く含まれている食材を優先的に取る必要があります。
「グレープフルーツ」には、約30μg/個の葉酸が含まれており、これだけでは1日の摂取量には足りませんが、葉酸サプリメント等では摂取できない、自然由来の良質な葉酸を摂取することができるので、妊娠率の向上が期待できます。
また、「グレープフルーツ」に含まれている葉酸は、摂取することで血液量を増加させ、血流を改善してくれる働きがあり、別名「造血ビタミン」といわれるほどの優良な栄養素となっています。
「グレープフルーツ」は特に高温期に摂取すると非常に効果的だといわれています。
したがって、血流の改善により、結果として血行が良くなり体温が上がるため、効果的に高温期を維持できることから、「グレープフルーツ」は特に高温期に摂取すると非常に効果的だといわれています。
さらに、妊活するうえでは、女性の葉酸摂取が推奨されていますが、実は不妊夫婦の約3割が男性不妊の原因によるものといわれているため、男性も女性ほどの量ではないものの、葉酸の摂取は必要とされています。
葉酸というのは、卵子同様に精子の分裂にも関与するので、女性だけではなく男性も摂取することで、染色体異常を回避し、元気な赤ちゃんを迎えることができます。
1/2個食べるだけで、国の定めた栄養所要量である50mgを簡単に摂取することができます。
このように妊活におすすめな「グレープフルーツ」ですが、葉酸以外にもビタミンや栄養素が豊富に含まれています。
特にビタミンCに関しては、1個あたり約100mg含まれているため、1/2個食べるだけで、国の定めた栄養所要量である50mgを簡単に摂取することができます。
また、便秘改善の効果が期待できる、食物繊維も豊富に含まれています。
これらの様々なビタミン、栄養素が豊富な「グレープフルーツ」であるため、高温期に関わらず、毎日摂取することをおすすめします。