岩盤浴の効果は?汗かいて代謝UP!【不妊症に効くおすすめ妊活】
温熱作用が、代謝を高め、全身の血行を促進する岩盤浴
最近の温泉ブームから「岩盤浴」に行くという人は多いと思いますが、実はこの「岩盤浴」が不妊に効果があると言われています。
「岩盤浴」でどのような不妊改善効果が期待できるのでしょうか。
まず、「岩盤浴」には血行促進効果があります。
「岩盤浴」では、その温熱作用が、代謝を高め、全身の血行を促進するので、子宮領域の血行が促進されることによって、排卵が促進され、不妊症が改善される効果が期待できます。
不妊症で悩んでいる女性は、腹部の卵巣や子宮の血行を盛んにする目的で主に「うつぶせ」の体位で入浴するのがよいでしょう。
次に、「岩盤浴」により、ホルモン系の分泌機能が調節されることが考えられます。
「岩盤浴」に通っている女性から、「岩盤浴」で生理不順や生理痛が改善してきたという言葉を聞くことがありますが、それは、「岩盤浴」のホルモン系(特に女性ホルモン)への作用と関係していると思われます。
「岩盤浴」でよい汗をかき慣れてくると、体温調節中枢の機能が正常化してきて、そのことが同時に隣のホルモンの中枢も働きやすくしてくれるのです。
また、不妊症の原因のひとつに「内分泌因子」というものがあります。
脳下垂体前葉、視床下部、副腎皮質、甲状腺、卵巣等からの内分泌機能の障害がある場合には不妊を招きます。
「岩盤浴」がこの内分泌機能を調節して、妊娠しやすくなる可能性があると考えられています。
さらに、「岩盤浴」の遠赤外線が卵子の移動を助けるといわれています。
「岩盤浴」の遠赤外線の作用は、共鳴振動という一種の運動エネルギーです。
隣り合う細胞の分子を動かすことで「摩擦熱」を起こさせるのです。
この運動エネルギーが、卵子を卵巣から出やすくしたり、卵子の通り道の卵管を移動しやすくするという効果を生むと考えられます。
最後に、「岩盤浴」による、リラクゼーション効果が挙げられます。
住まいを変えて気分一新した時や、旅行先でリフレッシュした時などに妊娠しやすいという話を聞くことがあります。
実は、自律神経が失調したり、緊張状態にあると、卵管の筋肉が連続的にけいれんを起こしやすいのです。
卵管けいれんをしている卵管は、当然ながら卵子が通りにくくなり、不妊症の原因ともなります。
「岩盤浴」に入浴した後の爽快感が自律神経のバランスを整え、卵管機能を正常化することで不妊症が改善することは考えられるのでなないでしょうか。
妊娠するためには妊娠できる万全な体を作ることはもちろん大切ですが、そのためにはまずはゆっくりとした時間を持ち、自分の身体をいたわってあげることが大切です。
休日にゆっくりと「岩盤浴」に行ってみてはいかがでしょうか。