川村ひかるさんの不妊・妊活情報!独自の「妊活ABC論」。【妊活した有名人】
20代の後半に子宮内膜症を発症。その治療法、妊活は・・・
川村ひかるさんは、東京都出身の日本のタレントで、本名は篠崎由希恵といいます。
2015年秋に40代の一般男性と婚約し、2016年4月に結婚を発表しました。
そして、同年の7月には第一子の妊娠を発表し、10月に出産予定と公表しています。
このように結婚・妊娠と順風満帆な生活を送っているように思える川村ひかるさんですが、妊娠発表までには並々ならぬ努力と苦労があったようです。
川村ひかるさんは、人気グラビアアイドルとして、数多くのドラマやバラエティ番組等に出演していました。
現在は、野菜ソムリエや健康管理士等の資格を生かして、タレントとして活躍しています。
また、タレントとしての活動以外にも、自ら会社を設立し、大手カフェチェーンのメニュー開発や、化粧品のプロデュースにも携わっており、年収が3,000万はあると、日本テレビ系の番組「有吉ゼミ2時間スペシャル」で語っています。
その他、JAA認定アロマコーディネーター等の資格も取得しており、美容学校で栄養学の講師もしているそうです。
川村ひかるさんは、10代の頃からグラビアアイドルとして活躍してきたため、体型をキープするために、ホルモンバランスが乱れるほどの過度なダイエットを行っていたようです。
その影響もあり、20代の後半に子宮内膜症という、子宮の内側にしか存在しないはずの細胞が、子宮以外の場所に発生してしまう病気を発症してしまいます。
31歳の時には、「若年性更年期障害」という比較的若い時期に更年期と同じような症状があらわれてしまう病気を発症。
さらに、2015年には、脳内の動脈にできたコブである、動脈瘤が発生していることを公表しました。
動脈瘤は破裂すると、最悪の場合、くも膜下出血が発生し、死亡する可能性がある病気とされています。
このような病気の影響もあってか、川村ひかるさんが33歳の時に受けたホルモン検査において、結果を見た医師から「卵胞の数が少なく、妊娠は難しい」と診断されてしまったとのことです。
そして、川村ひかるさんは、この検査の結果を受けて婚活の前に「妊活」をスタートすると宣言しました。
妊活を婚活の前に行うというのは、あまりないと思いますが、川村ひかるさんにとっての妊活とは、妊娠しやすい体を作るための行動を指していました。
「妊活ABC論」…これは川村ひかるさんが妊活を始めるにあたり自ら考案した妊活のスタイルで、当たり前のことを(A)、バカにせず(B)、ちゃんとする(C)という理論のようです。
実際に川村ひかるさんが行った当たり前のことは、冷たいものは控える、夜にスマホやPCを見ない、1時間でも多く寝る、電機はダウンライトにする等だそうで、日常生活において、身体や脳に刺激を与えてしまうものは極力避けるようにし、身体を休ませることを心がけたそうです。
どれもかなり日常的で当たり前のことのように思えるので、これをバカにせず(B)、ちゃんとする(C)ことが、「妊活ABC論」だと思われます。
また、食生活の見直しも行い、妊活中の女性にはお米が大切だということで、朝からしっかりとごはんを食べるようにしていたようです。
また、川村ひかるさんは、仕事が忙しくても自炊をしっかりと行い、肉や野菜、魚等をバランスよく摂るようにし、妊活中は特に、玄米や発酵食品等の、和食中心の食生活を心がけるようにしていたそうです。
現代は、カップラーメンやコンビニ弁当等のカロリーの高すぎるものや高級食材、さらに、外食等によって食品添加物を多く摂りがちとなってしまいます。
川村ひかるさんは、妊活中の方はもちろん、まだ妊娠・出産を考えていない女性に対しても、このような食品添加物が多く含まれる食事や高カロリーな食品の摂取には気を付けてほしいと語っています。
流産・・・そして脳梗塞を引き起こしてしまうという危険性
川村ひかるさんは、妊活を3年ほど前から続けており、2016年4月に結婚を発表、同年7月に妊娠を発表したことから、一見すると順調に幸せな家庭を築いていっているように思えます。
しかし、実は、川村ひかるさんの今回の妊娠は一卵性の双子だったそうで、そのうち一人の子の心音は確認することができず、流産してしまったそうです。
さらに、一卵性の双子は血流を共有しているため、一人の子が流れてしまうと。二人とも亡くなってしまうという可能性もあったため、入籍発表時に妊娠していることを公表できなかったということでした。
しかも、川村ひかるさんの持病である動脈瘤が脳梗塞を引き起こしてしまうという危険性も指摘されていたため、妊娠初期においては、絶対安静を強いられた時期もあったようです。
長い妊活を乗り越え、妊娠したことがゴールだったわけではなく、妊娠後も苦しくて大変な時期を過ごした川村ひかるさん。
このような時期を乗り越え、妊娠6ヶ月を迎えて、ようやく今回の妊娠を発表できる状況になったのです。
当たり前のことを(A)、バカにせず(B)、ちゃんとする(C)という「妊活ABC論」
当たり前のことを(A)、バカにせず(B)、ちゃんとする(C)という「妊活ABC論」ですが、一見簡単そうに見えて、実際に継続するのは、思っているよりずっと大変です。
川村ひかるさんは、医師から「妊娠は難しい」と言われたことをきっかけにして、生活習慣を見直し、食生活をコントロールするという、一見すると「当たり前」すぎて、誰にでも行える、特別なことでは決してないと思えることを約3年もの間、続けてきました。
自身の身体の状態や、持病等としっかりと向き合って、パートナーと出会う前から、明確な意志を持って妊活を続けてきたことが、今回の妊娠と関係しているのではないかと思われます。
まだ若いからとか、元気だからといって、自分の身体の状態等に向き合わないのではなく、とりあえず身体に良いと思われる当たり前のことをやってみて、それを続けていくという積み重ねが大切なのだということを、川村ひかるさんは教えてくれているように感じました。