福嶋晃子さんの不妊・妊活情報!40歳で高齢出産。【妊活した有名人】
不妊治療の末に人工授精にて、妊娠・出産に至った福嶋晃子さん
福嶋晃子さんは、日本の女子プロゴルファーで、父親はプロ野球の広島東洋カープ、横浜大洋ホエールズで活躍した捕手である福嶋久晃氏で、妹は同じくプロゴルファーの福嶋浩子さんです。
白鵬女子高等学校を卒業しており、NECに所属し、長年にわたり、日本を代表するプロゴルファーの1人として活躍してきました。
日本女子プロゴルフツアーでは、これまでに24勝を挙げており、アメリカツアーでも2度の優勝経験があり、往年の日本プロゴルフの名選手で、第2次世界大戦の終戦直後の時代に活躍した林由郎に師事しています。
そんな福嶋晃子さんは、実は40歳の時に高齢出産をされたのですが、それは不妊治療の末に人工授精にて、妊娠・出産に至ったそうです。
福嶋晃子さんの経歴
福嶋晃子さんは、ゴルフを10歳から始めていますが、アマチュア時代に、1988年の「関東ジュニアゴルフ選手権」をはじめ、28個のタイトルを獲得しており、1992年の全米女子オープンにおいては29位に入っています。
同年8月の女子プロゴルファーテストに合格し、1994年の「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」において、日本女子プロゴルフツアー公式戦の初優勝を飾っています。また、日本女子プロゴルフツアーの賞金ランキング1位である賞金女王に、1996年と1997年の2年連続で輝いています。
1998年、日本女子プロゴルフツアーにおいて、年間2勝を挙げますが、3年連続となる賞金女王は逃してしまいました。
その後、アメリカ女子ゴルフツアー(LPGA)の、通称 Q-Schoolと呼ばれる、シード権獲得への出場資格試験である「クオリファイイング・スクール」を5位で通過し、1999年から主戦場をアメリカ女子ゴルフツアーへと移しました。
そして、この年に「AFLACチャンピオンズ」と「フィリップス・インビテーショナル」の2つのツアーで優勝し、アメリカ女子ゴルフツアーで2勝を挙げます。
2002年3月には、クラフト・ナビスコ選手権において5位入賞を果たし、全米女子ゴルフのメジャー選手権における自己最高成績を出しています。
この後も、しばらく日米のツアーを掛け持ちで参戦する状況が続いていたのですが、2005年度は主戦場を日本女子プロゴルフツアーに絞っていました。
2005年10月の日本女子オープンゴルフにおいては、人気の高い宮里藍さんに世間の注目が集まる中、福嶋晃子さんは宮里藍さんと同組でラウンドし、首位と5打差の2位に入りました。2006年は9月のマンシングウェアレディース東海クラシックで2年ぶりの優勝を飾ると、10月には樋口久子IDC大塚家具レディスでも優勝し、安定したプレーが続きました。
また、長年悩まされ続けていた深刻な腰痛が、元プロ野球の広島東洋カープのトレーナーである種田博人氏の治療により、その症状が改善されたため、2007年、2008年と連続してツアーで年間2勝を挙げています。
しかし現在は、2010年のCATレディースを最後に優勝から遠ざかっており、2012年は賞金ランキング96位でシーズンを終えたため、ツアーにおけるシード権を喪失しました。
結婚時の年齢が38歳と既に比較的高齢であったため、すぐに妊活を始めた福嶋晃子さん
福嶋晃子さんは、2011年7月に結婚していますが、結婚時の年齢が38歳と既に比較的高齢であったため、すぐに妊活を始めたそうです。
福嶋晃子さん自身、「もう時間がない!」とかなり焦っていたそうで、この頃はゴルフツアーの試合に出場しながら不妊治療にも通っていたとのことです。
ゴルフは、その試合において、精神的なストレスや緊張感との闘いが大きなウエイトを占めていますので、そのような厳しい精神状態の中で、さらに不妊治療も続けていた福嶋晃子さんは、とても大変だったのではないかと思います。
また、同時に食事改善等も行っていたようですが、それでも子供は出来なかったそうです。
さらに、試合との調整がうまくいかなくて、病院にも行けなかったりした時には、ご主人と言い合いになってしまうような時もあり、悩む日々が続いていたそうです。
そして、福嶋晃子さんは、不妊治療の最後のチャンスとして人工授精を選びます。
ご主人とは事前に「もう今回を最後にして、不妊治療も全部やめにして、2人で人生を歩みましょう」と話し合っていたそうです。
普通、福嶋晃子さんのように比較的高齢である場合には、人工授精ではなく、体外受精の方が妊娠の成功率が高いため、無駄な時間の浪費を防ぐために、いきなり体外受精を選択するケースも多くなっています。
ただ、福嶋晃子さんの場合は、1年の大半をゴルフツアーに参戦して日本中で試合を行っているため、身体に大きな負担を強いることになる体外受精を選択することができなかったのではないかと思います。
こうして人工授精による不妊治療を続けて1年が経とうとしていた2012年12月25日、妊娠が発覚するというこれ以上ないクリスマスプレゼントが福嶋夫妻のもとに届きました。
人工授精による妊娠の成功率は5~10%程度だといわれています。
そんな中で、最後のチャンスとして人工授精を行い、39歳という高齢で妊娠できたということは、奇跡といっても過言ではないと思います。
福嶋晃子さんは、現在、夫の北山秀典さんが社長を務める岡山市の会社近くで、家族3人で暮らしているそうです。これからも幸せな家庭を築いていってほしいなと思います。