渡瀬マキさんの不妊・妊活情報!子宮頸がんだった?【妊活した有名人】
16年前に妊娠した際、子宮頸がんを患っていたことを告白した渡瀬マキさん
渡瀬マキさんは、1986年に芸能界デビューし、1987年にアイドル歌手としてデビューした、日本の歌手・タレントです。
1988年に結成されて、2002年に一時解散したのち2014年に本格的に再始動したバンドである「LINDBERG」のボーカルとして広く知られています。
そんな渡瀬マキさんですが、16年前に妊娠した際、子宮頸がんを患っていたことを告白されています。
渡瀬マキさんの経歴、芸歴は?
渡瀬マキさんは、1969年2月22日生まれで三重県鳥羽市出身、本名は平川麻紀(旧姓:渡瀬)といい、中学生の頃から松田聖子に憧れていて、その頃から歌手を目指していたといいます。
1986年に、1986ヤングジャンプクィーン、グランプリを受賞したことをきっかけに芸能界入りし、本名の渡瀬麻紀として活動を開始しました。
1987年6月、アイドル歌手として「パールモンド・Kiss」でデビューし、当時のキャッチフレーズは出身地である鳥羽に因んで、「真珠のような女の子」でした。
同期にデビューした他の芸能人には、酒井法子さん、畠田理恵さん、BaBeさん、立花理佐さん、石田ひかりさん、森高千里さん、仁藤優子さん等のそうそうたるメンバーがいます。
1988年に、小柳昌法氏、アイドル時代のバックバンドメンバーの平川達也氏、平川の音楽仲間であった川添智久氏というメンバーと共に「LINDBERG」を結成し、1989年にデビューします。
渡瀬マキさん個人の活動としては、1990年4月~1991年12月までの間、「オールナイトニッポン」木曜2部(27~29時)のパーソナリティを担当し、1995年には、渡瀬マキ名義でのソロアルバムもリリースしています。
1997年10月16日に、バンドメンバーである平川達也氏と結婚1999年11月6日に長男を出産しています。
2002年8月24日に「LINDBERG」が解散したため、その後、渡瀬マキさんは音楽活動を休止します。
2003年8月26日に長女を出産した後、2006年に自身がプロデュースした子供服ブランドである「Ontembaar」を立ち上げます。
2007年5月には、子供番組「モンすたージオ」のテーマソングの依頼を受け、長男がこの番組のファンだったということもあり、「LINDBERG」解散以来、5年ぶりの新曲である「色々iroiro」を発表しました。
2008年には、平川達也氏と「スマイルゴーラウンド」というユニットを結成しました。同年12月15日に、2009年2月22日の、渡瀬マキさん40歳の誕生日に、初であるソロライブ「Present」を開催することを発表。
さらに、その2009年2月22日のソロライブ「Present」にて、同年12月31日までの期間限定での「LINDBERG」再結成を発表しました。
2013年10月、所属事務所をアップフロントクリエイトに移籍し、2014年1月には「LINDBERG」が結成25周年となることから、4年ぶりに再始動することを発表しました。
現在、渡瀬マキさんは平川達也氏と2010年に結成したユニット「タツマキ」として活動しながら、二児の母として、また、子供服のデザイン・販売、詩の提供等も行い、さらに、タレントとしてテレビのバラエティー番組や情報番組等にも出演しています。そして、2015年5月7日には、第8回ベストマザー賞音楽部門を受賞しています。
そんな渡瀬マキさんは、前述の通り、結婚から2年後の99年11月に長男を出産
その長男の妊娠が発覚したと同時に、子宮頸がん検査でステージ2と診断されてしまいました。
妊娠の喜びにひたっているところに、子宮頸がん検査でステージ2と診断された渡瀬マキさんの精神的な落ち込みは相当なものだったのではないでしょうか。
渡瀬マキさんの子宮頸がんについては、良性か悪性かわらなかったということで、妊娠中期以降の安定期になったら切除手術を行ったとのことです。
その手術は結果として成功し、無事に赤ちゃんは生まれてきたとのことなので、本当によかったと思います。
子宮頸がんは子宮がんの一種で、頚部という子宮の中でも膣へ通じる付近で発症する病気です。
子宮頸がんは女性特有の病気で、世界中で毎年50万人近くもの女性が発症している病気であり、日本でも乳がんや卵巣がんと並んで有名な病気となっています。
子宮頸がんになっても、速やかに治療を始めれば、渡瀬マキさんのように妊娠は可能で、子宮頸がんを経験した後に、無事に妊娠・出産を経験している方も多くいます。
ただ、絶対に妊娠できるというわけではなく、子宮頸がんを放置していると病状が悪化して治療の選択肢が減ってしまいますので、それは妊娠・出産の可能性を低くすることにつながります。
子宮頸がんが悪化し、その治療の余地が無くなった場合は、子宮を摘出しなくてはならなくなるケースもあります。
子宮が無くなってしまうと妊娠することは困難となるため、子宮頸がんは早期発見して、速やかに治療を進めるということが大切となります。
渡瀬マキさんは、子宮頸がんを早期に発見でき、無事に手術が成功したのでよかったですが、悪化していた場合は、子宮を摘出することになっていた可能性もあります。
このように、子宮頸がんは不妊原因にもなりえる病気なので、不妊検査においても、まず子宮頸がんの検査が行われ、年一回の定期検診も行われています。
子宮頸がんは自覚症状に乏しい病気でもありますので、このような検査を必ず受けるようにし、がんの早期発見に努めるようにしましょう。