久保恵子さんの不妊・妊活情報!【妊活した有名人】
辛い不妊治療を経て出産された芸能人の1人、久保恵子さん
久保恵子さんは、圭三プロダクション所属の日本の女優・タレント・薬剤師です。
お天気お姉さんの元祖といえる存在であり、ニュースやスポーツ番組で活躍されました。
そんな久保恵子さんも、辛い不妊治療を経て出産された芸能人の1人となっています。
久保恵子さんの経歴、芸歴
久保恵子さんは、1972年3月19日生まれで、神奈川県出身です。
1992年(平成4年)は、上智大学理工学部在学中で、同大学のミスキャンパス(日本の大学で行われるミス・コンテストの通称・総称)である、「ミスソフィア」に選ばれました。
その後、お天気キャスターとして、フジテレビ系列の情報番組である「FNN おはよう!サンライズ」に出演するようになりました。
久保恵子さんは上智大学を1994年(平成6年)に卒業。
その後は、明治薬科大学に進学し、薬剤師の免許を取得しています。
その後、久保恵子さんは、情報番組のレポーター等を中心として活動していましたが、女優としての活動も行っています。
さらに、ドラマへの出演、写真集の出版、舞台出演等と幅広い活動を行っていました。
また、長い間、株式会社サンミュージックプロダクションに所属していましたが、2012年(平成24年)の春に、学生時代に所属していた圭三プロダクションに復帰しており、現在、同プロダクションでは客員扱いとなっているようです。
久保恵子さんは、2006年(平成18年)5月に、JBLスーパーリーグの東芝ブレイブサンダースに所属するバスケットボール選手である、北卓也さんと結婚します。
そして、2008年に第1子となる女児を出産しました。
前述の通り、久保恵子さんは、2006年に結婚していますが、その結婚直後、しかも結婚式のすぐ後というタイミングで卵管水腫が発覚してしまいます。
卵管水腫とは、卵管が何らかの原因で閉塞してしまい、その中に卵管液という水が溜まってしまう病気で、自覚症状があまりないため、発症に気づきにくいとされています。
卵管水腫が発生する原因としては、子宮内膜症やクラミジア感染によって、卵管閉塞が起きてしまうと考えられており、また、骨盤内に炎症があったり、手術を受けた経験があるという方も、その術後の癒着原因で卵管水腫になってしまうというケースもあります。
卵管水腫は、前述の通り、自覚症状はあまりなく、初期段階起こる症状は排卵前に大量のおりものが出ることくらいであり、卵管内に溜まった水が子宮内に流れ出て来るので、普段と比較するとサラサラとした水溶性のおりものが増加するのですが、意識していないと気づくのは難しいと思われます。
症状が進んで、酷くなってくると卵管が炎症を起こすため、痛みが出ることもあるのですが、そこまで症状が進まないと発見することができず、早期発見が難しいというのも卵管水腫の特徴となっています。
卵管水腫の治療法は、大きく分類すると2種類となります。
1つは卵管を残す治療法であり、「卵管内溶液穿刺吸引術」という卵管に溜まった水を抜く方法、「卵管クリッピング術」という溜まった水が子宮に流れ込まない様にクリップで止める処置を行う方法、「卵管開口術」という閉塞している部分を切開して開く方法があり、これらの治療法は卵管を温存することができるため、自然妊娠の可能性を残すことができます。
もう1つの方法は「卵管切除術」という卵管自体を切除する治療法で、再び卵管水腫になる可能性は無くなりますが、自然妊娠はできなくなってしまいます。
久保恵子さんの場合、結婚式の直後にものすごい腹痛があり、病院へ行って卵管水腫と診断され、腹膣鏡手術を受けたそうです。
その際、片方の卵管を切除し、その切除した方の卵管はすごく腫れてしまっている状態で、もう片方の卵管も水だけ抜けばどうにかなるようだけど多分詰まっているだろうという状態であったそうです。
その時、医師からは「卵管がなくてもワープさせてあげればいいだけだから、他のところはキレイだし、体外受精すれば大丈夫だよ」と言われ、結局、もう片方の卵管が通っていなかったというのもあり、その半年後から不妊治療をはじめたそうです。
久保恵子さんは、不妊治療を始めてからは、先生から指示された薬の服用はもちろんのこと、体調にも気を使っており、お酒をほどほどにしたり、暴飲暴食をやめたりしていたそうです。
また、漢方で冷え性を治療したり、夜遊びをきっぱりやめて、とにかく規則正しい生活を送れるように真面目に不妊治療に取り組んだそうです。
そして、無事に不妊治療の結果が出て、2度目の体外受精で、妊娠することができ、その経過も順調であったようです。
しかし、最後の出産時に、出産予定日前に大出血が発生してしまい、緊急帝王切開にて出産されたそうです。
ただ、結果としては母子ともに健康であり、ネットではお子様の元気な写真も見ることができます。
久保恵子さんは、結婚式直後に卵管水腫が発覚したり、不妊治療で体外受精を行ったり、緊急帝王切開での出産を経験したりと、妊娠・出産の過程において、非常に大変な思いをされてきました。これまでが、大変だった分、これからは夫の北卓也さんと共に、幸せな家庭を築いていってほしいなと思います。