宇多田ヒカルさんの不妊・妊活情報!【妊活した有名人】
実は宇多田ヒカルさんは19歳の時に卵巣嚢腫の摘出手術を受けていた
宇多田ヒカルさんは、日本のミュージシャンで、1stアルバムである「First Love」の売り上げ枚数は累計765万枚を超えており、日本国内の歴代アルバムセールスの1位になっています。
また、2ndアルバムの「Distance」は初週の売り上げ枚数が約300万枚となって、これも日本国内の歴代1位となっており、まさに2000年代を代表する日本のトップアーティストの一人といえます。
そんな宇多田ヒカルさんですが、2015年7月に待望の子宝に恵まれ、男児を出産しています。
実は宇多田ヒカルさんは19歳の時に卵巣嚢腫の摘出手術を受けており、不妊症だったのではないかと噂されていました。
父である宇多田照實と母である藤圭子のもとに生まれた宇多田ヒカルさん
宇多田ヒカルさんは、1983年(昭和58年)1月19日に、アメリカ合衆国のニューヨークにおいて、父である宇多田照實と母である藤圭子のもとに生まれ、本名は読みはそのままで宇多田光という表記になっています。
ニューヨークの小学校に通っていた頃は、2年から4年に飛び級していたそうです。
日本においては清泉インターナショナルスクールに通っていましたが、芸能活動禁止の学校であったため、アメリカンスクール・イン・ジャパン(ASIJ)に転校。
ASIJにおいても1年飛び級しており、その後、コロンビア大学のバーナードカレッジに進学するのですが、休学した末に中退しています。
ミュージシャンとしては、1998年12月9日に「宇多田ヒカル」として1stシングル「Automatic/time will tell」を発売し、売り上げ枚数100万枚を突破して、ミリオンセラーを記録。
その後に発売された1stアルバムは前述の通り、日本国内の歴代アルバムチャートの1位となり、日本国外も含めると、その売り上げ枚数は約990万枚といわれています。
この頃まで、宇多田ヒカルさんのテレビ番組等へのメディア出演は、学業と両立させていくため、ラジオや雑誌に限られていましたが、1999年6月18日の「ミュージックステーション」を皮切りに「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」、「SMAP×SMAP」等のテレビ番組に出演するようになり、いずれの番組においても、番組最高視聴率を記録しました。
2000年には前述の通り、2ndアルバムを発売。
2002年には3rdアルバム「DEEP RIVER」が発売されましたが、その年の4月に行った卵巣嚢腫の摘出手術の治療による副作用が予想以上であったため、アルバムのプロモーション活動を中止しています。
ただ、このアルバムは予定通りに発売され、初週売り上げ枚数235万枚を記録してトリプルミリオンを達成、オリコン年間アルバムチャートにおいても1位を獲得しています。
2003年の9月6日に、ディスクジャケットやミュージック・ビデオをともに制作してきた紀里谷和明氏との結婚を発表しましたが、2007年に離婚しています。
宇多田ヒカルさんは「Utada」名義で全米でもデビューしています。
2009年3月24日に全米配信した「ディス・イズ・ザ・ワン」(This Is The One)は日本人アーティストとしては最高位となるPOPアルバム・チャート2位、総合アルバム・チャート19位を記録し、同年5月12日のCD発売後はBillboard 200において、チャート100位以内にランクインし、これは、日本人アーティストとしては23年ぶりの快挙となりました。
イタリア人男性と再婚して第1子となる男児を出産
2010年8月9日に、来年以降のアーティスト活動を休止し、「人間活動」に専念することを発表しました。この人間活動中には、母親の藤圭子さんの死という悲しみもありましたが、イタリア人男性と再婚して第1子となる男児を出産するという喜びもありました。
宇多田ヒカルさんは、前述の通り、卵巣嚢腫の摘出手術を受けているため、不妊症ではないかという噂がありました。
卵巣嚢腫とは、子宮筋腫と並ぶ腫瘍の1つであり、原則的に卵巣に発生する腫瘍のことをいいます。
この卵巣に発生する腫瘍には悪性と良性があるのですが、卵巣に発生する腫瘍の約9割以上が良性とされており、その良性の腫瘍の中でも、最も多くなっているのが卵巣嚢腫だといわれています。
この卵巣嚢腫の症状としては、卵巣内に液体が溜まり、腫れが発生し、そのまま放置しておくと人間のこぶしよりも大きく腫れあがってしまうこともあり、不妊症の原因にもなるといわれています。
腫瘍というと、高齢者に多い疾患のように思われるかもしれませんが、卵巣嚢腫は20歳代の若い世代に発生しやすい疾患であるため、その前の世代である、10歳代から注意が必要となります。
宇多田さんのケースでは、左側の卵巣に約5cmの腫瘍
卵巣嚢腫の主な治療法は摘出手術であり、この手術では基本的に卵巣を摘出することはないのですが、腫瘍の発生状態等によっては、卵巣を摘出するというケースもあります。
宇多田ヒカルさんのケースでは、左側の卵巣に約5cmの腫瘍があったため、手術によって左の卵巣を摘出しました。この手術は成功しましたが、宇多田ヒカルさんは手術後の副作用による身体の不調に大変苦しんだようです。
ただ、卵巣嚢腫で片方の卵巣を摘出しても、卵巣は2つあるため、卵巣の1つになっても基本的に妊娠することは可能です。
また、その1つの卵巣が正常に働いていれば、不妊症になるという心配もありません。しかし、卵巣嚢腫はもう片方にも腫瘍が転移する可能性があり、その影響で残った卵巣にも悪影響を及ぼすことがあるため、卵巣嚢腫の治療は早期発見がとても重要となります。
早期に卵巣嚢腫を発見することができれば、腫瘍がまだ小さい状態であるため、卵巣を摘出することなく手術を行うことが可能となります。また、副作用や再発の可能性も低くなります。
宇多田ヒカルさんはあえて積極的に公表しました。
卵巣嚢腫のような婦人科系疾患を患うと子供が出来なくなるといわれることがあるため、このような疾患を患った女性は、それを他人に話さないのですが、宇多田ヒカルさんはあえて積極的に公表しました。
この公表により、同じような婦人科系疾患を患って苦しんでいる女性の励みとなり、宇多田ヒカルさんに共感した女性も多かったようです。
多くの女性に勇気や希望を与えた宇多田ヒカルさんの公表は称賛されるべきだと思います。