体外受精での不妊治療は3年以上かかりました。【体験ブログ】
2年前に不妊治療にて子供を授かることができました。
治療は3年以上かかりました。
年齢が20代であったこともあり、比較的時間的には余裕があったため、タイミング療法からスタート。
数年続けたものの結果は出ずに、次第に焦りと疲れが出てきました。
やはり、毎回病院に通い、結果が出ないのは辛いものでした。
また、人気の高い病院で毎回3.4時間程度かかっての診察。
診察料も毎度毎度高額で、心身ともに辛さを抱えていました。
そんな中で先生に勧められたのが、体外受精でした。
正直、初めて言われた時には抵抗があり、まだそこまでは必要ないんじゃないかと考えていましたが、すでに不妊治療を始めて数年。
そろそろ次のステップに進まなければ、時間とお金を有効に使うことができないと考え、体外受精に踏み切りました。
タイミング療法と比べ、飲む薬の量も増え、毎回必要になるということで注射も自分で行ったりと、かなり肉体的な負担は増えました。
副作用に悩むことなどもありました。
しかしながら、まだ見ぬ我が子のためにと思って、頑張って取り組みました。
夫や両親の支えがあったこともとても励みになりました。
そうして、採卵を行い、その後胚移植を行い、現在の第一子を授かりました。
体外受精を行なって初めてで授かれたことに、非常に驚き、また喜びました。
息子は無事順調に成長し、いまでは元気に走り回ってやんちゃ盛りです。
そんな中で、現在は第二子の不妊治療に取り組んでいます。
やはり、できるのであれば兄弟が欲しいと思い、今頑張っています。
第二子の1回目の胚移植は、失敗に終わりました。
久しぶりの不妊治療で、体も慣れておらず、再び副作用に悩まされたり、気持ち的に不安定になることもありました。
でも、今回もまた周りの支えがあってなんとかやることができています。
もう少ししたら、2回目の胚移植の予定です。
前回ダメだったこともあり、今回もあまり期待はしないで取り組もうと思ってやっています。
やはり、期待しすぎた時のダメージの大きさは計り知れないので、そこは自分自身の中でハードルを下げることを意識しています。
あとは、ダメだった時の楽しみを用意しておくこと。
もし、ダメだったら夫とビールを飲んでお菓子を食べて、見たかったブルーレイを借りてきて観たりと今しかできないことを楽しむようにしています。
金銭的にも時間的にもたくさんの負担がかかりますが、一番は精神的な負担が大きいと思います。
1人で抱え込まずに、パートナーや両親、友人など思いを吐き出すことのできる先をもって取り組んでもらいたいと思います。